Hair Salon masuda blog: 御筒粥神事

2014年1月15日水曜日

御筒粥神事

 やっと初詣に大倉山の熊野神社に行ってきました。
毎年若い宮司さんが、御札を持ってきてくれるんですが(有料)古い御札の処分を
本来なら神社に持っていかないといけないのに、隣の住職さんの御厚意に甘えて
処分を御願いしていたんです (>_< )

これでは、いけないなと思い熊野神社に今年は持っていったんです
神社に着くと何やら大勢の人と神事が行われています 

御筒粥神事?




参列者のかたが多くて近くで撮影出来ませんでした。


あとで詳しく調べたところ天暦三年から今年で千六十五年も行われている
横浜市の無形民族文化財にも指定されている古神事だということがわかりました。

もとより以農為の日本が、狭い国土の数多くの人々に充分な食糧を供給してきた
農民の人達が安心して仕事に従事できるようにと始まった神事とのこと。

筒粥神事って?

その年の吉凶を占う行事を年占(としうら)といい、その方法は地方によって異なりますが
粥を用いて行う年占は、粥古、筒粥、菅占(くだうら)等と呼ばれ、神社ではこれを
神事として行うことから筒粥神事と呼ばれる。
簡単に説明しますと大釜に27本の葭の筒と一緒にお米一升を入れて、出来上がりの筒の
中の粥の状態で占うそうです。

何故葭を用いるのか?

この植物が、「よし」とも「あし」とも呼ばれ、物事の「良・悪」両方に通じることから
農作物の「吉・悪」を決める占いである筒粥の筒には最も相応しいと考えられたらしいです。

どうして27本なのか?

27本筒があるということは、占う項目も同数あるという。
農作物23種の他に、農作物の出来を左右する 日、雨、風の他 世の中までを
占うそうです。


最後に参列者にお粥が配られ、それを食べるとその年は風邪をひかないとのこと。

何故私は神事の途中で帰ってしまったんだー ( ̄□ ̄;)

毎年14日に行われているそうなので、興味のあるかたは参加してみて下さい。
気になる年占の結果は?



詳しい様子などは熊野神社のHPで HP

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